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ここでは、新畳について説明したいと思います。新畳というのは、名前のとおり新しく畳を作ることです。

畳の基礎知識で説明したように畳は、畳表(ござ)、畳床、ヘリという3つの材料からできています。

右上の写真では、畳床と畳表(ござ)を撮影しています。

新畳は、表替えや裏返しとは異なり、
部屋の寸法を取るという作業が必要になります。

それに畳床を新しくしなければならないので表替えや裏返しよりも値段が高くなります。(詳しい値段は、料金一覧表のほうで説明しています。)

新畳を作る基準ですが、「新築の家に畳の部屋がある」という場合や、「元々ある畳がボロボロになり補修が困難」という場合などです。

どんなに畳表(ござ)が破れてしまったり、ボロボロになっていたとしても畳床がしっかりしていれば新畳に作り変えなくても表替えをすることができます。

しかし、畳床が傷んでいる場合は、新畳を作ることを考えなくてはいけません。

少しだけ傷んでいるという程度でしたら畳床を補修できるので表替えをすることができますが、
傷みがひどい場合は、補修してもあまり変化がないんです。

そういった場合には、新畳を作ることを検討したほうがいいかと思います。

部屋を使う頻度や使い方によって違いは出てきますが、大体
「15年から20年に1度」は新畳を作るというのが理想的です。

自分で判断するのは難しいという方は、畳屋さんに直接来てもらい、相談してみてもいいかと思います。

新畳を納品した部屋です。
完成した畳を撮影しました。
左側に写っているのは畳床です。
右側は畳表(ござ)です。
ここでは、ご注文からの流れを簡単に説明します。表替えや裏返しとは若干異なります。
電話やメールなどで注文を受け付けます。このときにお客様から住所、電話番号、日程、料金、ご希望の作業内容などをお聞きし、こちらのほうでスケジュールを作成します。(ほかのお客様と日程が、かぶってしまった場合は、日程の変更をご提案させていただく場合がございます。基本的には先着のお客様を優先させていただきます
スケジュールの作成が完了しましたら最終確認のためにこちらから電話かメールでご連絡させていただきます。
お客様にお時間があれば作業をする前に一度、お客様のお家や現場にお伺いして、畳の状態を確認します。その際に、畳表の現物を直接見ていただき、畳表の品質をご確認していただきます。畳のヘリの見本もお持ちしますので見本の中からお好きなヘリをお選びください。(お客様のご都合がつかない場合は、無理に現場確認にお伺いすることはありません
新畳を作る場合は、部屋の寸法を測る作業を行います。寸法は畳を作る上でとても大切な作業ですので、少し時間がかかる場合がございます。
寸法を測った後は、工場に戻り、畳を製造します。
最後は、事前に決めておいた予定にそって畳を納品します。


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