すでに知っている方もいらっしゃるかと思いますが、畳表(ござ)には、国産のものと中国産のものがあります。
現在は、ほとんどの畳屋さんが中国産の畳表を使用しています。
ここでは、国産の畳表と中国産の畳表の違いについて説明していきたいと思います。
まず、値段の面から見てみると国産のものに比べて中国産のほうが、安いものが多いです。
ですから、中国産の畳表を使用する畳屋さんが多いんです。
しかし、あまりにも安いものは、国産や中国産に関係なく品質が良くない商品が多いので畳を注文する際には、値段を一つの基準としてみるといいでしょう。
品質の面では、中国産のほうが国産のものより硬く、乾燥が強いといった傾向がみられます。
それに、国産の畳表よりも畳の表面がはがれやすい商品が多いです。
少し前までは、中国産は国産に比べて値段は安いが品質は劣るという傾向が強かったのですが、最近では、品質が向上してきているという話をよく聞きます。
中国産もだんだん畳表の品質が改善されてきているようです。
畳表の見分け方という項目も用意していますので、興味がある方は、ぜひご覧になってください。